お別れ

ポラ日和を初めて7年目
東北の震災の時に1日更新出来なかった以外は
毎日更新していて
兼ねてから親しい友人にはblogの
更新が無かったら何かあったと思ってなんて
公言していたものだから多方面から
問い合わせのメールを頂きました
4月19日の早朝父が永眠しました
肝硬変の末期で2年前から入退院を繰り返し
昨年末に覚悟してくれと病院から
言われていたのですが
その後も小康状態で自宅療養をしてました
今年になってからは腹水の量が多くて
肺を圧迫して食事もあまり取れない日が続き
それでもなんとか自宅に居たのだけど
足の浮腫がひどくて自宅で転倒する事が多くなり
先週の水曜日の診療時に自宅での療養は限界という
主治医の判断と本人の意思で入院になりました
腹水を抜く処置をすると聞き嫌な予感はしていました
末期の肝硬変患者が腹水を抜くのは
感染症のリスクが高いと聞いていたので・・・
週末に帰省しようと思っていたら
母親の話では調子が良いから大丈夫と言われ
弟が動画を送ってくれて
父からのメッセージも元気な様子
制作を急ピッチで進めてGWにゆっくり帰ろうと思っていたら
土曜日の夜、容態急変の連絡
土曜日には母や弟や孫と
車椅子でだけど病院周りを散歩して
今時珍しく喫煙所のある病院で
大好きなタバコを満喫してたのに
数時間後には熱発して突然昏睡状態に
慌てて名古屋に帰って深夜に病院に駆け込みました
母は1度家に帰り、弟が付き添っていて
到着した時にはもう意識は無かったのだけど
気のせいか声をかけた時に呼吸の様子が
変わった気がして私が来た事は分かってくれたんじゃないかなって
血圧も安定していたので、明け方の5:30頃に
シャワーを浴びてから母親を連れて来ようと
実家に戻ったら急に心臓の動きが弱まり危険と
弟からの連絡を貰って大急ぎで病院に戻ったけど
10分間に合わなくて死に目には会えませんでした
あまりにも突然の別れでショックだったけど
ずっと腹水と浮腫みに苦しんでいた父が楽になれた事
最後は苦しんだり痛がったりしなくて
眠る様に逝けた事が本当に良かったと
チョット安心もしたりして・・・
でももう1度話したかったな
そして本日、父の告別式を無事に終え
父は沢山の人に見守られながら旅立ちました
ご心配頂きました皆様に心よりお礼を申し上げます
本当にありがとうございました
写真は父の遺影
珍しく母と弟と私の希望が見事に一致
葬祭式場のスタッフには横向きの写真ですかと
驚かれたけどすごく普段の父らしい素敵な写真
参列頂いた皆様からも好評でした
明日からはいろいろな手続きでバタバタして
悲しみに浸っている時間は無さそうです
暫くは名古屋で滞在
GW明けにはお山に戻る予定です


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