久保田一竹美術館

本日は河口湖にある久保田一竹美術館へ
恥ずかしながら全く知らなかった世界
久保田一竹氏の事も全く存じ上げなく
辻が花染めの事も知らなかった
この美術館、ミシュランガイドにも3星で掲載されていて
海外からのお客様に大人気なのだとか
入り口はインドの寺院から移築した
門がそのまま使われ
広大な敷地に驚くほどすごい建物とお庭
驚きの連続の美術館でした

庭のあちこちに川や滝や池があって
大きな木もいっぱい
京都の有名な庭師の方が
壮大な時間をかけて作り上げたのだとか

ミュージアムショップと小さなギャラリー
その建物はまるでガウディの建物みたい
不思議な美しい空間

門も敷地内にいっぱい点在してます
今日は雲がかかって見えなかったけど
この広場の隙間からは巨大な富士山も望めます

一竹氏の作品が展示されている本館
残念ながら作品の撮影は出来なかったのだけど
彼のライフワークで未完の連作の宇宙の中の
光響と題された作品群が展示中
シベリア抑留時代に見た夕日をモチーフにした
迫力のある朱の作品が見事でした

氏が生前応接に使っていた部屋が
そのまま茶房になっていて
目線が池の水面、滝と木々に囲まれた中庭が
日本画のような美しさ

隅々までが絵になる景色
今は新緑が美しい季節だけど
秋や冬もとても美しいとお思う
久保田一竹氏は戦争で抑留されていた時期もあって
本格的に個人で活動をされたのは
60歳過ぎてからなのだとか
あの細い作品をその年から作り続けたなんて
建物も作品も久保田氏の生き方も
何もかも驚きで美しくて
迫力のある空間でした
Mitsueさん、誘ってくれて本当にありがとう〜!
すごく楽しい濃い時間でした!!


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